美しいロシア絵本の世界を是非お手元でお楽しみください。
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2017年01月17日

夫考案作成のディスプレイ棚が出来上がった。以前から器用に色々なものを作っていたけれど、この棚は特にユニーク。和室ならではの弱点?を活かして絵本を飾れるよう工夫されている。表紙は絵本の顔。できるだけ表紙を見せられるようにしたいと思っている。もっとこの棚が増えてもいいかな。なんて思っているが、どうなるだろう。
今日は阪神淡路大震災の日。あの日の朝のことは覚えている。今日は心寄せて過ごしたい。それにしてもこんなに寒い時期だったんだと思う。あらためて。(直)

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2017年01月16日

ずっと片付けていて何とかお客様をお迎えできるようになってきたカランダーシスペースをご紹介。正面の本棚には資料としてロシアの原書絵本や日本語訳の絵本や関係書籍などが並んでいますので手前のテーブルで自由にご覧になっていただいています。カランダーシの出版絵本やネットで販売している絵本は販売もしており、また、近日中には少しずつですが日本語のロシア絵本などの取り扱いもスタートする予定で、ご注文やご相談にも応じられるかと思います。このスペースはロシア絵本を知り、親しんでもらえるスペースとして活用できたらと思います。現在でもメールか電話などで事前にご連絡いただければ適宜対応させていただいておりますが、今後はまたいろいろ考えてゆきます。私はこのスペースを勝手にドム・カランダーシと呼んでいます。ドムとはお家のこと。カランダーシの家ということになります。実際はお部屋ですが、まあ、いいですよね。よろしくお願いいたします。


手にとってご覧いただきたい1冊。ビリービン画集http://karandashi.ocnk.net/product/32
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2017年01月15日

自転車で出かけた帰り道、看板に気付いて足をとめてそのまま「MIZUNOSORA」さんのNew Year Greetings展へ。活版、グラフィックデザイン、版画、カリグラフィー等などで活躍されているアーティストが作った年賀状を展示しているのだ。展示の仕方がユニーク。細く裂いた竹(多分)の先に1本に1枚年賀状がクリップされて床から揺らぎをもって立っていて全体を見ると若い竹林のような、動きのある演出だ。それにしても一枚一枚の表現の多様さ。葉書という同じ条件のフレームの中に新年のめでたさを寿ぎつつ伝わってくるのはアーティストとしての矜持。見据えているのは未来。一枚一枚の葉書が個性的な音を奏でていて動きながら見ているとその音が重なり合って聞こえてくるような。ひとめぐりすると私がいただいた年賀状ではないけれど、寿ぎのエネルギーをいただけた気になった。素敵な企画だと思った。
年賀状、来年は戌年…。(直)

MIZUNOSORA http://www.mizunosora.com/index.html


ビリービン切手http://karandashi.ocnk.net/product/62
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2017年01月14日

マトリョーシカにもいろいろな種類があるけれど、ポイントは何といってもお顔だろう。ロシアに行った時もお顔を見ながら迷って結局素朴で端正な印象のものを選んだ。お顔だけではなく着ている服のデザイン、その模様もたくさんあるので本気で迷いだしたらきりがない。最近ご縁があってカランダーシにやってきたマトリョーシカ嬢は目も大きくまつ毛が長くお洋服の柄も豪華な花柄。最初ちょっと派手すぎかなあと思っていたのだけど、実は思わぬマトリョーシカ効果に驚いている。マトリョーシカの魅力というか何故こんなに人気があるのかひとつの意味がわかったような気がするのだ。とにかく置いただけでぱっと周りが華やぐ。空気が明るくなる。そして口角の上がった笑顔の表情を見ているとつられてついついこちらも笑顔になってしまう。また、明るい色合いを見ると元気が出てくる。灰色の長い冬があるロシアの人々の思いも体現しているのだろうなどと思ったりしている。
センター試験が始まった。努力が報われますように!


子どもにとってはマトリョーシカは楽しいおもちゃhttp://karandashi.ocnk.net/product/104
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2017年01月13日

今週、新年ロシア語のレッスンも始まった。冬休みはちょっとサボっていたのでごめんなさいという感じではあったけど、久しぶりに先生にお会いしたら気分もあらたまり、また今年も頑張っていこうと思った。日常的な取り組み方など新年だしまた良く考えてみようと思う。少しずつ積み重ねていければ…だ。
それにしても、どんなに簡単な内容でも言葉がわからないと伝わらないもどかしさよ。一生懸命話してくださっているのに、???の私。先生は豚に話しているような気持ちにならないかしら、と思うことはある。
昨日、梅が咲いているのを見た。何だか嬉しい。(直)


ロシアアルファベット絵本http://karandashi.ocnk.net/product-group/19
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2017年01月12日

昔俳句をやっていた時期があって、その頃は子どもが小さく身動きがとりにくく、吟行など行ってはいられなかった。しかし俳句の師匠であった辻桃子先生は「停留所ひとつどこかに行くのも旅」と教えてくださった。移動ではなく、旅。そう考えるとひと駅だけの電車の車窓の景色も輝いて見え、日常生活に目を凝らすようになれば台所仕事は季語の宝庫と気付かされた。しかし、仕事を始めて通勤という形で日常的に電車に乗るようなると車窓の景色も桜や雪などたまに目を凝らすことはあっても、大体はさしてありがたみはなくなった。まさに移動でしかなくなっていった。そして、今、通勤はないけれど電車に乗って座ることができればスマホをちょっと見たら全ての情報をシャットアウトして寝てしまうことも多い。カバンにはロシア語の単語帳も入っているけれど、ほぼ開くことはない。俳句はとうにやっていない。

さて、少し先ですがカランダーシではこの場所で新しいこともやってみようと計画をすすめています。興味をもってくださる方がいらっしゃればどんなに嬉しいだろう!と考え取組み中です。よろしくお願いします。

旅にまつわる絵本http://karandashi.ocnk.net/product/100
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2017年01月11日

カランダーシを訪ねてきたお客様にあれこれ絵本をお見せする。目を輝かせてページをめくっていただいたりしているのを見るとこちらもうれしくなり、一緒になって「これ、素敵な絵本ですよね」などと盛り上がったりがある。そうしていたら、ふっと思い出すことがある。絵本ファン同士で共感し合うというか、「絵本っていいですよね」としみじみうなずきあう場面。そう、私はかつて三鷹台にあった絵本専門古書店のビーラビッツさんで店主の熊谷さんとそんなふうにお話をさせてもらっていた。知らない絵本、知らない作家などを教えてもらった。ラチョフの珍しいポップアップの絵本などもここで購入し大切にしている。
神保町のブックハウスさんが閉店すると聞いた。このあたりでは少し前おばあちゃんの玉手箱、昨年はトムズボックスさんなどの絵本児童書専門店が閉店した。(トムさんは復活すると聞いていますが)絵本書店は本来子どものためのお店なのかもしれないけれど、大人にとっても大切な場所だ。私はその頃、ビーラビッツさんの存在にとても救われていたのだ。
今日もよいお天気。今は多分主のいない家の玄関脇で水仙が咲いていた。そこだけ空気が柔らかく見えた。(直)

ポップアップはありませんがhttp://karandashi.ocnk.net/product-group/2
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2017年01月10日

朝。庭先で薔薇が凍えながら咲いていたので摘んで暖かな部屋に飾ったら、目覚めたようにふわっと匂いたった。それにしてもなぜこのタイミングで咲いたのだろうと思う。さて、今日は日付が変わってからクレジットカード導入と送料改定のネット上での作業を行った。それこそ何故今なのか、なのだが、これがよいタイミングだったのかはきっと後になってわかることだと思う。何か物事を決めるのにはある程度時間がかかる。組織だと会議や上司の決定に従うことも多いのだと思うのだが、ひとりだとそれがない。頭の中でぐるぐる。やろう、いややらない。と行ったり来たりがあり、ある程度ぐるぐるした後で、よし、今だ!となる。今だ!となればもう突き進むのみという感じなのだが。そう、タイミングといえば、面白いなと思うこともある。2階を大体片付け終わったタイミングで新聞取材があり、掲載後たずねてくださる方がいらしたのだがその対応をそこですることができた。片付くタイミングがずれていたら、結構大変だったと思う。2階の片づけははぼ1年がかりでやっとここまでこぎつけた。とてもいいタイミングで取材が入ったのだ。でも、きっと本当はそんな呑気なことではなく、未来を予測しタイミングをさっと見計らいポンポンポンと今だ!って物事を判断していけるようでないといけないのであろう。私はタイミングNGの冬に咲く薔薇も一生懸命健気で風情があって好きですが…。
今日はよいお天気。今朝はまた春に向けての嬉しいメールが届いていた。実現に向けてがんばる!

受取人の滞在のタイミングと合わず世界を旅する手紙のお話http://karandashi.ocnk.net/product/106
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2017年01月09日

画像は夫考案の可動式絵本飾り棚の制作過程。息子も鋸をひいたりして手伝ってくれている。昨年から少しずつ和室を一部屋カランダーシで使えるように整えている。もうすでにお客様への対応などはここで始めている。カランダーシは私の居住空間で作業や発送などを行っている。ずっと打ち合わせなどに来ていただいた方はリビングにお迎えしており、それはそれで成立はしていたのかなと思うのだが、カランダーシに来てくださったお客様をいつでもさっとお通しできる場所ができるのはとても嬉しい。工夫しつつやれる範囲で温もりある場所になってくれればと思っている。前述の可動式の棚も襖や鴨居のある和室に絵本を飾るにはどうすれば…というところからの発想だ。面白い。
今日は少し温かいようだ。ありがたい。(直)

※カランダーシは今までのお支払い方法の他にこのたびクレジットカードも導入し、また1回の送料を一律350円とします。明日のご注文からです。今晩日付が変わったら一旦お店をクローズして作業します。
よろしくお願いいたします。


狭いながらも楽しいわが家http://karandashi.ocnk.net/product/149
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2017年01月08日

おや、こんなところからも富士山が見える、ということが最近あった。以前は見えてなかったはず。なんて思っていたらNHKのニュース番組で最近東京からよく富士山が見える現象について取り上げていた。その理由として大学の先生は地面が覆われたことによる水蒸気の量の減少ではないかと話していた。そこにアスファルトという言葉が出てきた。建物がこれだけひしめいていて、道路はほぼ全て舗装されている都市・東京ゆえの現象ということらしかった。アスファルトかぁ。私の小さいころは舗装されていない道もたくさんあって、あちこちに水たまりができていた。でも、今周囲にそんな道はない。アスファルト舗装のひとつの分類として主に車道に使われる排水舗装と歩道向きの透水舗装があって、透水舗装は近年のゲリラ豪雨などから注目されているが、耐用年数が少ないということらしい。山道などはまた違う舗装があるらしいしさらに混合物による分類などなど色々あるようだ。あまり関心がなかったのだが、歩きながら少しは足元にも関心を持とうと思った。
話をニュース番組にもどそう。実はその富士山の話の最中に地震が起きその話題はシリキレトンボとなった。何だか長閑(でもないかもしれないが)な話題から一気に緊張感のある展開だったが、考えてみれば富士山も火山。もしも何かあった時、ここからそれがどう見えるのか、それとも見えないのか、などとちらと考えてしまった。
今日はお天気は下り坂。曇り空だ。もちろん富士山は見えない。(直)

裸の王様が歩いた大通りは石畳かそれとも煉瓦の道?http://karandashi.ocnk.net/product/145
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2017年01月07日

『乙嫁語り』(KADOKAWA刊)(作者/森薫)全9巻を読んだ。以前から名前は知っていたけれど、ウズベキスタンについて調べる中でこの漫画の名前を結構見かけて読んでみたくなったのが動機。舞台は19世紀の中央アジア。物語は20歳のアミルが12歳!!の少年カルルクの元に嫁いできたところから始まる。この夫婦と周りの人々、そしてカルルクの家で居候していた研究者スミスが旅で出会う乙嫁たちが織りなす物語。ロシア侵攻の緊張下、争い、闘いの火種はあちこちで燻っている。見渡せば遥かなる広い広い大地。そんな中、人々は日常生活を大切に守りながら暮らしている。その暮らしの様子がとても丁寧に描かれていて興味はつきない。たとえば、女の子は小さい頃から自分の嫁入りのための布仕事を始める。刺繍はとても重要な手仕事。そしてこの漫画の装束の魅力といったら!実際に再現化に真剣に取り組んでいるコスプレーヤーさんもいらっしゃるようだ。時代、場所は遥か遠くでも描かれているのは人が生きていく物語。人物描写も豊かですっかり引き込まれてもう一緒になってドキドキハラハラ。
とにかく漫画で読むことでぐっと中央アジアが身近に感じられるようになった。ありがたい。
次巻がとても楽しみだ。

これはロシアの刺繍図案集http://karandashi.ocnk.net/product/153
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2017年01月06日

お正月休みのある日。鳥がベランダの柵に止まってこちらを覗いていた。かわいいなぁ。あれはヒヨドリだね。このところたくさん見かけるね。今年はトリ年だしご挨拶しなきゃね。縁起がいいじゃない。なんて家族で話して何だか喜んでいた。でも、やられてしまった。奇襲攻撃。プランターのビオラの花弁をあっと言う間に食べられてしまった。周りに糞がたくさん落ちている。敵はというと梢高く大きな声で囀っているではないか。新年早々対空戦勃発。何か策はないものかと調べたところ、きらきらで揺れるものが嫌い、とか大きな鳥の模型がいい等ある。うーん。しかし、ヒヨドリが花弁を食べるのは冬の餌の少ない時だけ、鷹揚に構えてみては、なんて意見もある。悩むところだが、独自に考えて石をアルミホイルで巻いたものを苗の傍に置いてみた。控えめに防戦といったところだ。しかし、肝心の敵はそれ以来姿を見せない。違う場所へ移動したとみえる。ああ、ヒヨドリよ…。
さて、今日もよいお天気。空は高く青い。寒い。(直)




動物と動物、動物と人間の駆け引き模様はラチョフの絵本で楽しめます;http://karandashi.ocnk.net/product-group/2
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2017年01月05日

新年ももう5日ですが、カランダーシは今日から1年が始まります。今年もよろしくお願いいたします。画像は大好きなエルサ・べスコフの「いちねんのうた」(フェリシモ出版)です。(今は残念ながら絶版のようで、古書でしか手に入らないようです)1年の時間のめぐりを1冊の絵本と一緒に過ごすのも楽しいものです。さあ、今年はどんな1年になるのでしょう。カランダーシは今までロシア原書絵本のネット販売と翻訳出版を中心に活動してきて、それは今後も変わりませんが、今年は皆様との距離が具体的に今までよりも近くなるといいなと思っています。そういう1年にしていきたいです。
「いちねんのうた」の12月のページをめくるころ…今は遠いようですが、きっとあっという間。
1日1日を大切に、ですね!
(直)



今年の干支はトリ。雄鶏が大活躍の絵本「うさぎのいえ」http://karandashi.ocnk.net/product/36


2016年12月28日

昨日は留守番を頼めたのでちょっと気になっていた絵本古書店「絵本タイム・猫タイム」さんへ。自転車で10分。このお店、営業時間が午後2時半~5時、しかも年内は最終日。自転車こぐのも前のめり。着いてみたらそこはマンションの1階の路面の部屋。確か以前はソーセージ屋さんだったはず。サッシの扉をあけると、決して広くはないけれどかなりの絵本が背の高いオリジナルの書架にびっしり。絵本の他に手芸、料理の本や文庫本の書架、村上春樹のコーナー、洋書コーナー、猫コーナーなどある。女性の店主さんに少しお話をうかがった。絵本は仕事を辞めてから書店を開くことを目標にコツコツ集めてこられたそう、実はその仕事をまだ続けているから午後2時間半だけの営業時間になっているという。2時間半。ぼーっとしてたらあっと言う間にすぎる時間だ(私の場合だが)。万障繰り合わせて毎日2時間半だけ開く書店。1日の時間、1年の時間、一生の時間。どう使うかはどう生きるかだ。1年の締めくくりによいお話を聞かせていただいた。あ、でも猫タイムって一体?についてはお聞きしてない。来年、またうかがった時にお聞きしてみたい。

最後になりましたが、カランダーシはひとまず今日が仕事納め。皆さま、本年も大変お世話になりました。来年もよろしくお願いいたします。
絵本タイム・猫タイムさん:https://www.ogikubo-ehon.com/

2017年は猫カレンダーと共に時を過ごしませんか:http://karandashi.ocnk.net/product/142
過去のカランダーシダイアリー:http://karandashi.ocnk.net/diary
2016年12月27日

キネマ旬報のノルシュテイン監督と高畑勲監督の対談記事を読んだ。「話の話」についてノルシュテイン監督の「私の記憶の積み重ねからできています」という言葉があり、それが「永遠のテーマである失いたくない空間、生命、生活に繋がっていった」とあった。さらに対談では「ライフ」ということについて話が進んだ。私は冒頭の「記憶の積み重ね」という言葉についてちょっと考えてみた。それにについて振り返る、向き合うことは特に意識せずに生きてきたように思う。ただ、ふっとある記憶が蘇ってきて、今の自分の謎が解けたりということがある。ある意味人は記憶の積み重ねで成り立っているともいえるのだろう。さて、違うページにバイオハザードの記事が載っていた。そういえば、主人公アリスはある時期以前の記憶がない設定で、最終回でそのことがとても重要な鍵となっていた。全く別物の表現の異なる映画だけれど、両方から「記憶」について示唆を与えてもらったと思っている。
今日は荒れ模様。それにしても、もう年末なのにやりたいこと、行きたい場所があって困っている。


「はりねずみポストカード」http://karandashi.ocnk.net/product/23
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2016年12月26日

マヤコフスキーの詩集を読んだ。タイトルは「ぼくは愛する」。マヤコフスキーの詩が新しく叢書として出版されているのだ!荻窪の書店Titleさんで見つけた。やはり書店に出かけることは大事。20代のマヤコフスキーの詩の言葉ひとつひとつを目で追いつつ、後にピストル自殺したとされるアヴァンギャルドを代表する詩人自身の「こころ」の一端を充分に咀嚼することはできないまでもひとまず胸におさめた。この詩集、少し色味のある厚手のざら紙は手触りもよく、60ページ余りのページ数など、手軽に手に取れる本の造りはとてもいいと思った。なんといっても表紙に魅かれた。私は動物に弱い。
さて、カランダーシの絵本や翻訳絵本を贈り物にしてくださった方々は無事に相手に渡すことができたのだろうか。喜んでいただけたのだろうか。そうだったらいいなと思う。


アヴァンギャルド絵本:http://karandashi.ocnk.net/product-group/26
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2016年12月25日

クリスマスの讃美歌で「牧人(まきびと)ひつじを」という讃美歌があるが、私はこれがとても好きだ。有名な「きよしこのよる」「もろびとこぞりて」ほどはあまり耳にすることはないように思う。歌い出しで羊と羊飼いの情景がまず目に浮かぶところが好きの理由なのかもしれない。でも、考えてみれば私は羊飼いの実際をよくは知らないな、なんてことに今さら気付いた2016年12月25日クリスマスの朝。今朝早い時間はいつもの日曜に比べてこのあたりは人通りは少なかったけれど、学生らしき若い人や子どもを連れたお母さんが大きな荷物を持って駅に向かう姿とすれ違った。年末の帰省シーズン到来だ。これから東京は人口がどんどん減っていく。画像は昭和32年刊!の「こどもさんびか」。


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2016年12月24日

昨日公開のバイオハザードシリーズの最後の作品を観てきた。アリスは終始一貫とてつもなく強かった。最初から強かったけれど、ミラ・ジョボビッチ自身がこのシリーズの間に実際に強くなったのだと思う。貫禄。物語は、そして終わった。終わり方に不満はない。最初の作品から14年。長い長い物語だった。そう、本だと最後のページに「おしまい」の文字が書き込まれて終わるのだけど、この映画は…。これから観に行く人はエンドロールの最後まで席を立たないほうがいいとだけ伝えたい。
お天気がいい。今日はクリスマス・イブ。


新しいイメージでお姫様を描いていますhttp://karandashi.ocnk.net/product/140
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2016年12月23日

新潟の火事についてお見舞い申し上げます。火の怖さ、風の怖さをあらためて。東京も昨晩雨と風が暴れた。今朝は随分寝坊をしてしまったのだが、近所を歩いたり、走ったりした。壊れて骨だけの傘が道路に落ちていた。落ち葉がアスファルトにたくさんはりついている。今日は段ボールなどの古紙の回収日なのだが、昨晩から出されていたものはぐっしょり濡れている。かなり重たくなってるな、なんて横目で見ながら歩く。年末らしくあちこちで段ボールが結構出されている。そこであることに気付く。わかるだけでもあの大手通販会社の箱のなんと多いこと!ここまでか、と驚いた。他にはりんごの箱やメロンの箱などお歳暮関係らしき段ボールもちらほら目に入ってくる。特に立ち止まって見るわけでもないけれど、今朝は横目で日本の通販事情のリアルと季節感を目の当たりにした。でも、横ばかり見ていたわけではない。今朝は正面からおなじみのジャーマンシェパードの虎徹くんがお友だちのわんちゃんたちと歩いてくるのが見えて心躍った。ご挨拶をさせてもらった。彼は素敵なクリスマスの首飾りをつけていてとてもごきげんだった。今日は随分暖かい。

画像はベヌア画の「アズブーカ」より。遊び心もたっぷりの絵本:http://karandashi.ocnk.net/product/63
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2016年12月22日

行けるぞ!となってあわてて出かけた池袋コミュニティカレッジの講座。お話は荻窪にある今年1月にできた新刊書店「Title」の辻山良雄さん。インタビュアーは木村俊介さんです。「<本>で商うことTitleの場合」というテーマで辻山さんのこれまでの道のりをたどり、どういうふうに本を商っているかの実際を交えつつのお話を通して、一般論ではない、ビジネス論ではない、けれども理念や思想に偏ることではない、地に足をつけたところでの本当に大切なことを私は教えてもらったように思います。また、今回はインタビューの力というものを強く認識しました。いろいろ刺激をもらいました。今年最後のかけこみ講座は、自分の中で活かしていこうと思える言葉がいくつもあるありがたい講座でした。
お天気は下り坂のよう。あ、頭痛が…。



どう生きてゆくかってことは大切。「はだかの王様」http://karandashi.ocnk.net/product/145
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