美しいロシア絵本の世界を是非お手元でお楽しみください。
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2016年09月05日

プロムテックビズさんhttp://www.promtec-biz.co.jp/というロシアウオッカ輸入専門会社の試飲会に声をかけていただき参加させていただきました。テーブルには社長さん手作りのキュウリのピクルスやキャベツの塩漬け、ハムやサーモン、黒パンにスメタナ、イクラなどロシアのお酒の友が並んでいました。キュウリのピクルスはビールで漬けるとかなんとか…とてもおいしかったので、レシピを聞くことに。さて、ウオッカは小さなグラスできんきんに冷やしたものをくいっと飲んで、チェイサーという水などをどどっと流し込むのが基本的な飲み方らしいのですが、40度のアルコールはちょっと自信がなかったので、もっぱら炭酸やジンジャービールで割ったさわやか系のものをいただきました。ライムを入れて飲むとスッキリした美味しさ。また、ブラディ・メアリーやソルティー・ドックなどカクテルも登場、コーヒー豆をひたして香りをうつしたものや、ウオッカ自体にハーブの香りのあるものなどなど、銘柄のみならずその飲み方の多彩さには驚かされました。ウオッカに対して勝手に男性的なイメージを持っていましたが、ボトルもすっとしていて無骨感もないですし、この夜、確かに私のウオッカへのハードルは下がりました。良き夜でした。
2016年08月18日

渋谷bunkamuraで開催中のピーターラビット展は大盛況でした。絵本のページをめくるように原画を見て歩けるのです。やはり原画はいいですね。時を経ても伝わってくる思いのようなものの存在。そしてあらためてあのサイズで絵本を仕立てたことに感服。始まりが知り合いの子どもへのお手紙だったというエピソードは、この絵本が永遠に愛されていることについて考える時、きっと本質的なところでとても大切なことなんだなぁというのは、実際のお手紙のオリジナルを見たときに深く感じたこと。ピーター・ラビットはとてもパーソナルに相手を思って作ったお話と絵のお手紙がルーツの絵本。今回はこの原点に思いをはせられたことが個人的にはとてもよかったです。私にとってピーターラビットは生涯の友だちのような存在。かつて絵本の舞台の農場を訪ねて行った時の嬉しさと心の高鳴りは今でも大切な人生の宝物です。
2016年08月08日

ちょっと堪える暑さが続いています。そんなある夏の一日、久々に六本木ヒルズまで出かけ「ジブリ大博覧会」を観てきました。会場はとても涼しかったのですが、どどっとみどころ満載の展示物とお客さんたちの感嘆と興奮でとても「熱量」のある展覧会でした。会場は展望階でもあるので、灼熱の東京の街をしばし見下ろしました。すぐ真下を見ると足がすくみますが、博覧会場にあった大人も乗れる猫バスに乗って空中散歩もいいな、などと想像。東京タワーによじ登ったり、もたついている首都高の車列を一気に追い抜いてみたり…。でも、今の季節、純毛100%のバスの車内はいくら窓全開で超スピードでもちょっと暑いかな。というのが現実的な結論。
2016年07月25日

福岡・宗像にあるそば処「たからい」さんは元造り酒屋の古い古い民家のお蕎麦屋さん。時代を感じさせるお座敷で緑たっぷりの庭を見ながら少し甘めのおつゆでいただいたお蕎麦もおいしかったのですが、最初にいただいたそばがきと蕎麦のポタージュに身体がほっとゆるみました。そうそう、帰りにちょっと何か食べておこうと思って食べた空港のごぼう天うどんも優しい味でおいしかった。ラーメンはまた今度。
2016年07月10日

まだ梅雨は明けていませんが、気温はぐんぐん真夏なみの暑さの日もあります。山梨方面に出かけましたが、盆地特有の暑さの中、桃はシーズン真っ盛り。ブドウも大きな実が鈴なり。ひまわりは大きな花をつけて咲き誇っていました。池のあひるのように水遊びをしたくなるような1日でしたが、帰りには雷と夕立のシャワー。きれいな虹まで見て、夏の到来を実感しました。わくわくする気持ちと暑さに身構えるような気持ちと。
2016年06月23日

この書店さんは、青梅街道を車で新宿方面に行くとき、いつもの流れる風景の中で「おや?何だろう。何か新しいものができてる」と思っていた存在。何度目かにどうも書店らしいとわかって、サイトで調べたら新しくできた新刊書店さんと知ったわけだけど、行くきっかけを作ったのは美容院でたまたま見た雑誌の紹介記事。確か生活界隈の本を大切に考えている、というようなことが書いてあった。カフェもあるし、ギャラリーもあるという。店長さんは大手書店のマネージャーを務めてらした、というのも興味をひいた。そういう方が開く新しい書店ってどんなものだろうと。銅ぶきの壁面も懐かしいお店に入ると、木のにおいがした。床が木なのだ。不思議なものでメガ書店に行けば欲しい本が見つかるとは限らない。こういうセレクトのきいた書店の方がアンテナに引っ掛かる本に巡り合えたりするものだ。お店の真ん中にある文庫本の書棚から私は小川洋子さんの「ことり」を選んで購入した。前から気になっていた本だったけど、なんとなくTitleさんで買うことがしっくりくるような気がしたのだ。そういう書店であってほしいな、と思ったりもしている。勝手な思いだけど。

新刊書店「title」
http://www.title-books.com/
2016年06月11日

もう季節はお終いなのですが、いちご狩りに行ってきました。案外ご近所にイチゴ農園があることを最近知ったのです。こういうことが大好きなので、今年のうちにぜひ一度行きたいと、家族を巻き込み総出で出かけることに。清潔で管理のゆきとどいたビニールハウスの中には鈴なりのいちごたち。章姫と紅ほっぺを比べながら、摘んでは食べ、摘んでは食べの嬉しさといったら。それに株で熟した摘みたていちごの美味しさは格別です。本当に贅沢なひとときでした。さて、ロシアにはたくさんのベリー類がありますが、いわゆるいちごは不味いとのこと。おもにジャムにしたり、コンポートにしたりしなければ、ということです。日本のいちごは確かにかなり美味しいのかもしれません。今回、それこそジャム用のいちごを買って帰りましたが、もったいなくてそのまま随分つまみ食いをしてしまいました。
2016年05月30日

井の頭自然文化園の象のはな子さんが亡くなりました。献花をしてきました。献花台にはたくさんの花束の他にりんごやバナナやイチゴも置いてありました。花束はその後はな子さんの運動場に順次並べられており、その光景にあらためてはな子さんがどれだけ皆に愛されていたのか教えられました。我が家でも象といえばはな子さんでした。大きな存在でした。ありがとう。はな子さん。
2016年05月18日

誘われてアニメ「カードキャプターさくら」の期間限定カフェに行ってきました。アニメは10年くらい前に放映されていて映画化もされた人気作品。時を経ていても心ときめいたアニメ作品に対する思いはずっと変わらないもの。海外からのお客様もいて、皆嬉しそうにゆかりのメニューやグッズ販売などを楽しんでいました。
2016年04月28日

せっかくの一番花が雨に濡れてしまいました。アンネのバラはいつも先頭をきって咲き始めます。季節は進み今年もドクダミがあっという間に勢力を拡大中です。雨の日はむしろ好きです。頭痛と重ならなければですが。
2016年04月22日

熊本および今回の地震で被災されている方々にお見舞い申し上げます。阿蘇はいつかまた家族で行きたいと思っていました。今朝の庭の風景はいつのまにか初夏を感じさせる様相ですが、その生命力溢れるエネルギーに今年はついていけない、と気後れしています。
2016年04月11日

今年も満開の桜を幾度か見上げる機会に恵まれましたが、いつも曇り空。そのうちの一回は私の叔父の生涯で最後に見る桜となりました。叔父はこれまで一体どんな桜を見てきたのか、そんなことももう聞くこともできないのは随分と寂しいことです。
2016年03月29日

皇居・坂下門から乾門までの通り抜けに行ってきました。持ち物検査、ボディーチェックも必要で中では飲食禁止。ただ、ただ、通り抜けるだけのお花見です。肝心の桜は、コヒガンザクラとシダレザクラが咲いていましたが、他はまだまだといったところでした。でも、いつもは見ることのできない景と都心とは思えない澄んだ空気を堪能することはできました。それから、てくてく門を出て武道館あたりで甲斐犬に遭遇。とてもおりこうさんでした。
2016年03月21日

東京四谷の東京おもちゃ美術館へ行って行ってきました。マトリョーシカとロシアの玩具展が開催中なのです。実はこの美術館は初めての場所。どんな建物なんだろうと思っていたら、小学校の廃校を利用したユニークな美術館でした。展示室はかつての教室ひとつ分です。マトリョーシカを中心に代表的な民芸玩具、知育玩具、工芸品などが一同に集められています。マトリョーシカは素朴なものからかなり斬新な絵柄のものもありました。今後も時代や流行を反映していろいろなマトが生みだされていくのは楽しみだなと思いました。その他の玩具の中では木彫りの熊やキツネがシンプルなからくりで動くボゴロドスコエ玩具をたくさん見られたのは嬉しかったですね。展示されている玩具の多くにはきれいな色が着いていましたが、この玩具は木片で作られており彩色はありません。他にも小さな子どもの手のために作られた藁のお人形を見つけましたが、身近な自然の素材をそのまま生かし、身内の誰かが作る…そんなロシアのおもちゃの原点のようなおもちゃに出合えたのも嬉しい収穫でした。
2016年02月29日

フェルト作家のすずきゆきこさんの個展が銀座教文館ビルのエインカレムで開催されるということで出かけてきました。まずは、出版している絵本でお世話になっている同じビルの絵本児童書専門店のナルニア国に行きご挨拶です。ここにくるとたくさんの絵本に囲まれて嬉しくなるのですが、一方ですっと背筋がのびるいい緊張感も味わえます。えりすぐりの絵本たちの存在感がそうさせるのでしょうか。さてさて、4階に降りてくると白い壁の会場には、心をぎゅっと掴まれてしまう素敵な動物たちが勢ぞろいでした。今回はお話をテーマにした作品も多く、さんびきのくま、赤ずきん、長くつをはいた猫、ライオンとねずみなどおなじみのお話の世界観が再現されていました。以前から作品に物語性がありましたが、さらにさらに奥深い表現が展開されていてもう興奮とため息…。すずきさんとお話しできたので嬉しかったし、帰りに寄った老舗喫茶室でいただいたお茶とミルフィーユの優しいお味は心にしみましたし、銀座まででかけたかいがありました。
2016年02月19日

今回のロシアからの荷物には待望のミトゥーリチの本がありわくわくしてページを開いてみています。とても素敵です。わが家の本棚にも翻訳絵本が何冊かあります。中でも1976年刊三刷りの「月からきた小人ビビゴン」はビーラビッツの熊谷さんにいただいた大切な1冊です。今回、ミトゥーリチのプロフィールなど調べていて、この本を開いたのですが、この本には彼についての情報は1行もありませんでした。文章のチュコフスキーについては詳しい文章がありましたが。でも、お名前がミツリッチと訳されいるのは何だか楽しい。甘くて豪華な名前!
2016年02月02日

ラチョフはもちろん、カランダーシでは、トカチェンコとドゥーデンによる動物民話の絵本もご紹介しています。主役は動物のお話。しかし、動物たちはその動物本来とは異なる特徴で登場しています。そう、動物が主役ですが、動物には人間が投影されているのです。動物の姿を借りてこのこの物語は何を言おうとしているのか…ということになります。大人がこどもに語って聞かせてきた動物の姿を借りた人間のお話。動物民話を知ることは、ロシアの人のことを知る助けとなるはずですし、ひいてはロシアを知るためのなかなか意味ある面白いアプローチでもあるはず。と思ったりしている今日このごろです。
2016年01月18日

予報通りの雪!朝起きたら結構な積雪でした。ずっと晴天でなんとなく油断?していましたのでいきなりの雪景色に戸惑いを覚えます。もう我が家では誰も喜んで雪だるまや雪うさぎを作ろうなんて思ったりしません。雪は、どちらかというといつの間にか日常生活を乱す迷惑現象になってしまいました。かくいう私が年末に階段を踏み外したりしてますし、足元に一番注意しないといけません。でも午後になって雨に溶け出す雪を見ると少し寂しい気持ちにもなります。ロシアのお話「ゆきむすめ」は雪で作った娘が焚火で溶けてしまうお話。切ないなぁと思いながら久しぶりに読み返しました。
2016年01月05日

よいお天気が続いています。出かけた先では新年早々立派な富士山の姿を見ることができました。雲ひとつなくすがすがしい気持ちになりました。今年は申年。ロシアの画家ラチョフ氏の義理の息子さんから新年のご挨拶と一緒に素晴らしい作品画像が送られてきました。これは、マントヒヒでしょうか。迫力があります。親しんでいる絵本の絵とはまた違う表現に驚かされ、圧倒されます。
2015年12月30日

先週、山の麓に出かけておいしいきのこのおつゆなどしみじみといただく機会に恵まれました。今年はきのこにご縁のある年でした。カランダーシ2冊目の絵本はきのこの絵本。とにもかくにもこの「わいわいきのこのおいわいかい」を無事出版することができましたことは大変ありがたいことだと思っています。ロシアとのやりとり、翻訳のあれこれ、などなどお世話になった方々、きのこに関しては国立科学博物館の保坂先生に大変にお世話になりました。あらためて感謝です。

出版してもうすぐ2カ月。多くの人がこの絵本のことを知って手にとってくださり、絵本の中の個性豊かなきのこたちに、親しみを持ってくださることを願っています。
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