美しいロシア絵本の世界を是非お手元でお楽しみください。
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2018年05月23日

食べ物が描いてある絵本のページは多分たくさん見てきたと思うのだが、このページはその中でも印象深い。大きく描かれたスープの絵。船の模様の青いスープのお皿が素敵だ。船の模様というのは詩の内容に合わせてなのだが、こんなお皿があったらいいなと思う。優しい色のパセリを浮かせたスープ。綺麗なお匙。隣のページではスープをお匙ですくって意識を集中させて口に運ぼうとしている女の子。その表情がいい。
でも、何故この子は1人でこんな狭い小さなテーブルでスープをいただいてきるのだろう。そんな狭いテーブルなのにお花まで飾ってある。倒しそうでこわい。何かの修行なのだろうか、とさえ思ってしまう。
そんな緊張感も含めて好きなページだ。(直)

カバコフ「詩と物語集」http://karandashi.ocnk.net/product/275
2018年05月21日

カランダーシ刊の「わいわいきのこのおいわいかい」はロシアの森でよく見かけるきのこたちが擬人化されて描かれていてマーヴリナの筆はそれぞれのきここの特徴を見事にとらえている。今回入荷した絵本もロシアのきのこたちが擬人化されていて、なんと電車に乗っているという設定だ。(運転手だってきのこだ)こういう絵本が作られることからもいかにロシアの人たちにとってきのこたちが身近なのかが伝わってくる。しかもきのこの種類名は書かれていない。これくらいは皆知っているからということなのかと思う。「わいわい…」やきのこカードと照らし合せればかなり特定できるが、わからないのもある。それはそれとして、ベニテングタケの鋭い眼差しにドッキリ。アミガサタケの髪型にビックリしたり絵を見てるだけで笑えてしまう。楽しく賑やかなきのこ電車絵本、出発進行だ。(直)

きのこ電車http://karandashi.ocnk.net/product/278
わいわいきのこのおいわいかいhttp://karandashi.ocnk.net/product/97
きのこカードhttp://karandashi.ocnk.net/product/269
2018年05月21日

野いちごが実をつけた。この株は昨年夏に八ヶ岳のNさん宅に伺った際に分けていただいたものだ。野いちごは好きで他にも2箇所植えている株があるが、丈夫だけどどんどん増えるという感じでもない。以前とてもよく茂っていた株もあるのでやはり個別に環境との相性があるのだろうと思う。
新しく仲間入りした野いちご。Nさんに実がついたことをお知らせして実際にその姿を見ていただいた。とても喜んでいただいて私も嬉しかった。丈夫にこのまま定着してくれますようにと願っている。
ロシアの森では夏、たくさんの種類の野いちご、ベリーが次々に実をつける。前回ロシアに行った際にベリー狩りの話を聞いたのだがとても楽しそうだ。行けるものなら行ってみたいと思ったりもする。ただ同時に大きくて強い蚊の話も聞いたので、かなり覚悟がいることだな、とも思っている。(直)
2018年05月20日

オープンルームありがとうございました。
今日はいつもの板の間スペースのテーブルの向きを変えてみた。なかなかよい感じだ。今日はロシア絵本の会があり、今回は1970年代のブルガリアで作られて露訳された蟻の絵本に取り組んだのだが、当時の国の事情などにも話がおよび勉強になった。
さて、今日は1冊の興味深い新刊を紹介したい。ロシア・フォークロアの会なろうど編著「ロシアの歳時記」(東洋書店新社刊)だ。カランダーシでも扱うことになった。まえがきに「ロシアの一年をめぐる季節の流れとその季節感覚が節目の行事とエピソード、動植物相のたたずまいをまじえて描き出されている」とある。例えば、春のページを開いてみよう。渡り鳥、土起こしと種蒔き、復活祭、春の外遊び…などなど11のテーマのエッセイでロシアの春の自然と人々の信仰や文化、暮らしの様子を教えてくれる。わかりやすく丁寧に書かれているので、季節の匂いや音や手触りのようなものも伝わってくる。本当にこんな本が欲しかったので心底嬉しい。ロシア絵本の理解にもおおいに役立つはずだ。(直)
ロシア歳時記http://karandashi.ocnk.net/product/277
2018年05月18日

慌ただしい1日だった。うっかりミスもあって、そのせいでさらに慌ただしくなってというトホホな日。でもビールが美味しかったのでOK。
そんな慌ただしい日だったのだけど、調べ物ついでに棚にある古い雑誌をなぜだろう手に取ってしまった。「FAIR LADY」という雑誌で学研が発行していて、学校経由で年間購読申込をしていた雑誌だ。大きさは葉書よりひとまわり大きいくらいで、中を見ると谷内六郎さんの描き下ろし(多分)や、巻頭は大体世界および国内の写真豊富な取材記事やシャガール特集など豪華。海外雑誌みたいなファッションページやデザートや文房具や身の回りのグッズのページ、そしてスズキコージさんの地方記事もあったり、それからポエム!世界の民話、小説、進路相談…と盛りだくさん!それに何とみつはしちかこさんのチッチとサリーの描き下ろしまで掲載されている…。インターネットのない時代、雑誌は知らない世界を知る大切なツールでもあった。私はこの雑誌をくまなく読んでまた見ぬ世界に憧れを抱いたりもしていた。
ある号ではレニングラード(ペテルブルク)にも取材に行っていて、結構面真面目な内容で今読むと参考になるなぁと思う。
…と、他にやらねばならぬ事があるのに私は何故寄り道をしてしまうのだろう。(直)







2018年05月17日

蒸し暑い。むんむんしているなあと思って歩いて、バスに乗ったら今度はきんきんに冷えていておやおやという感じ。体調に気をつけたい。
ロシアの代表的な素焼きの民芸人形ディムコボのポスターカードを紹介したい。粘土を成形して素焼きをして、白い下地を塗ってから彩色するこれらのお人形は元々は春の訪れを祝うスピルトゥーニアという伝統行事のために作られていたそうで、土への感謝の意もあるとおもちゃ博物館であったロシアの玩具展の説明にはあった。造形は素朴だがとにかく色が鮮やかで美しい。テーマは身近なものが多く子どもをたくさん従えている?のは子守りの女性。ほっぺたと口元の赤い丸が印象的だ。皆同じ顔のようにも見えるけれどこの表情はどういう感情を表しているのだろう。え?みたいな感じにも見えるけれど、それとも「無」なのだろうか。
このポスターカードは厚地でしっかりしており、発色がとてもきれい。額に入れて部屋に飾ったらぱっと周りが明るく楽しくなる!と思う。(直)
ディムコボ人形ポスターカードhttp://karandashi.ocnk.net/product/276
2018年05月16日

今日はヘリの音がうるさいので何かあったのかと思ったら信用金庫強盗事件が起きていた。支店長さんは襲われ怪我をしており、犯人は逃走中とのこと。いつもは長閑ともいえる街なので驚いている。
さて、随分暑くなってきた。そこで画像はマルシャークの詩/ミトゥーリチ画の「アイスクリーム」の一場面。欲深なおじさんがアイスクリームを独り占めしてどんどん身体が冷えていっているところ。2枚目はソ連時代時代の「雪」という絵本からアイスクリームという詩が登場する最後のページ。他のページは青が基調で、雪のことを表現するため寒い冬の景ばかりなのだが、最後の最後に鮮やかな黄色で夏が表現されていて、雪は雪でも甘い雪、アイスクリームの詩と絵が登場する。鮮やかな展開!素敵な絵本だ。(直)

ミトゥーリチ画 マルシャーク詩「子どものための詩とお話集2」http://karandashi.ocnk.net/product/138
2018年05月15日

井の頭動物公園で昨日ヤクシカの赤ちゃんが生まれたようだ。今しか見られない鹿の子模様を見に来てくださいというTwitterの記事を見た。奈良の鹿たちにも赤ちゃんが生まれていて、見学会があるそうで、どんなにか愛らしいことかと想像している。大きな瞳、長い睫毛。細い脚…。
ロシア語の先生は奈良が世界で一番好きな場所だと言っていた。文化遺産はもちろん自然が美しく鹿に会えるからだそう。私も数年前に修学旅行以来ぶりに訪ねた時にあちこちに鹿がいる風景にあらためて感激した。茶粥も美味しかった。
画像はチャルーシンが描いた鹿の子ども。動物園で生まれた子どもだ。元々はインドからやってきたとある。細い脚は鉛筆のようと表現されていてなるほどと思う。その細い脚で立ち上がろうとする姿からは生命の神秘と力強さとそして儚さが伝わってくる。
井の頭動物公園ではオオコノハズクの雛もお目見えしているよう。遠足の子どもたちで賑やかなことだろう。(直)

チャルーシン画「こねこのチューパはなぜ鳥を捕まえないの?」http://karandashi.ocnk.net/product/271
2018年05月14日

庭のドクダミを刈って干している。自家製ドクダミ茶作りに挑戦だ。うまくいくといいな。
さて、イリヤ・カバコフの子ども向けの挿絵の仕事を編んだ絵本を入荷した。どの物語の挿絵も工夫に満ちて楽しく飽きさせない。ダイナミックでありつつ繊細な世界観が心を捉える。
1988年からはニューヨークを拠点に活躍している世界的なアーティストのこれは1950年代から30年間にわたり生活の為にしていた挿絵の仕事の足跡。60年代からの非公式のコンセプチュアルアート活動、そしてロシアを出てからの現代美術、トータル・インスタレーションの作家としての活動で語られ評価されている偉大なアーティストではあるが、挿絵画家としての活動をあらためて見てみることも意味深いのではないだろうか。
ここからカバコフというアーティストの扉を開けるのも面白いのでは。入口はどこにでもあるし、どこから入るのも自由だ。(直)

カバコフ画「詩と物語集」http://karandashi.ocnk.net/product/275
2018年05月14日

少し前にこちらでも紹介した東中野のポレポレ坐の丸木俊さんの「絵本のたのしみ」展。先日、最終日に滑り込みで行ってきた。ここはカフェでもあるのでまず最初に飲み物を頼み、展示している多くの絵本や挿絵本の中から好きなものを手に取り、自分の席に持ってきて見ることができる方式の展示会。ゆっくりじっくり絵と物語を身近で楽しむことができる。古い本の一部もしっかりとした紙に複写して見られるようにしてあったり、多くの作品に触れられるように工夫がしてあった。初期の線描から特徴ある水彩画の作品群まで、原爆、公害をテーマにした作品から民話、おとぎ話の作品まで1人の画家の仕事、人生の軌跡をフラットに一挙に見ることができる貴重な機会だったと思う。最終日の飛び込み短時間見学だったが行けてよかった。今展示会を教えてくださった I さんに感謝したい。
今、丸木さんの復刊版の方の「ロシアのわらべ歌」(架空社)を入手して、それこそ身近に置いて時々ながめている。モスクワで暮していたこともあるという丸木さん。そのときのことなどもっと知りたいと思う。(直)
2018年05月13日

オープンルームありがとうございました。
バラの季節も終盤。明日の雨で散る前にと思い部屋に飾っておもてなし。白いバラはサマースノー。緑の葉も美しいバラで今年も元気に咲いてくれた。今日は初夏らしい気候だったので、お茶も冷たいものをお出しした。今年も麦茶の季節が始まった。
オープンルームの後は打ち合わせ。長い1日だったけれど、よい1日だった。(直)
2018年05月11日

今年の国際アンデルセン賞受賞画家のイーゴリ・オレイニコフ の絵本「魔法の木」。表紙のペンギンは嘴や身体に文様があり、手袋をしている。いくつもの時計が見え、上部には大きな船が横たわっている。惑星Oにある魔法の木についての物語や詩が15のテーマで編まれ収められている。幻想的な世界観を描いているが抑えた色調と緻密な筆使いで浮き足立つことはない。あくまでも静かにこちらの感性とそして常識や秩序で固まっている知性に語りかけてくる。説得力という点ではオレイニコフがアニメ制作に携わっていたことが関係しているのではと思っているがどうだろう。そのあたりも興味深い。もううちの子どもは大きくなってしまったからできないけれど子ども部屋にこういう絵も飾りたかったなと思う。他の作品も見たくなった。
今日はよく晴れ気温も上がった。今週英国から帰省している友人と会ったのだが、あまりの寒さに着る物がない!と嘆いていた。暖かくなってよかった。(直)

魔法の木http://karandashi.ocnk.net/product-group/45
2018年05月10日

ご近所の桜も花が終わって葉の色も濃くなって立派な木陰を作っているし、あちこちの草ぐさも背丈が伸びて横にも広がって日ごとに勢力を拡大している。緑の季節到来だ。
ソビエト時代の絵本「КРУГЛЫЙ ГОД」(エルモラーエヴァ画1964年刊)。マルシャークの詩で1年を巡る美しい絵本だ。5月のページは窓辺の鈴蘭。窓から都会の緑の景が見える。6月のページは綿毛を飛ばす女の子とベンチにはおばあさん。ロシアは6月から夏休みなので、忙しい両親に代わっておばあちゃんがこの子の面倒をみている、という設定の絵なのかもしれない。光と風を感じる絵だ。
今日は午前中は雨に雷まで鳴って驚いたが午後から待望のお日様が顔を出した。外出先の道すがら、待ってましたという感じで早速庭仕事に精を出す人たちを見かけた。緑滴り風薫る。ウグイスがさかんに鳴いていた。(直)
2018年05月09日

バレエの絵本。
バレエについてのあらゆることについて紹介している絵本なのだが、画像は臨場感あるリハーサルの様子と、振付師さんの仕事のページ。
ひとつの踊り、演目が完成するまでには多くの過程、そしてたくさんの人たちの力が必要なのだということがよく分かる。バレエに親しみ、その奥深さを知るには最適の絵本だと思う。
今日も細かい雨が降る寒い1日だった。明日はどうなのだろう。

バレエ
http://karandashi.ocnk.net/product/266
2018年05月09日

雨で寒い1日。
トクマコフ画の「水たまりに映る絵」という絵本を紹介したい。表紙には雨粒ときれいな色の雨傘とそし‪て笑顔の女の子。笑顔を見ているとこちらも笑顔になるから不思議だ。この本はバレンティン・ベレストフという人の詩が21編収録されていて、トクマコフが素敵な挿絵をつけている。タイトルの水たまりに映る絵という詩には4つの水たまりのことが綴られている。そこに映っているのは家や空や…。そういえば子どもの頃はあちこちに水たまりがあって覗いてみたりしていた記憶がある。そういうことを詩人は詩にする。そして画家はその詩の世界に絵をつける。それは詩の言葉と共鳴しつつもまた新しい世界も見せてくれたりもする。トクマコフの絵は心を捉える。‬
‪見ていると、雨の日の気分も晴れてくる。(直)‬

「水たまりに映る絵」http://karandashi.ocnk.net/product/273
2018年05月07日

夕方から激しい雨。
連休明けの月曜日。今日は悲しい報せが入ってきた。絵本作家の加古里子さんがお亡くなりになった。92歳だったとのこと。今年初めに3冊の新刊が発売されていたうち「だるまちゃんとキジムナちゃん」と、書店の棚に並べて置いてあった「未来のだるまちゃんへ」(文芸春秋)を購入していた
加古さんは、この本の中で生きるということは本来喜びであると言い、その生きる喜びを加古さんは子どもたちの姿から教わったという。それが生きる指針、原動力となったと。だから、子どもたちには生きることをうんと喜んでほしいし、生きてゆく場所がよりよいものになるよう力をつけてほしい、そして「どうか、どうか、同じ間違いを繰り返すことがないように」と続けている。
終戦時、19歳にして、これからは余生、これからは子どもたちのために生きようと決心した加古さんの言葉をあらためてかみしめたい。(直)



2018年05月06日

今日で連休はおしまい。カランダーシの用事、家族の用事、色々あってあわただしく過ぎていったような…。
1920-30復刻絵本など販売していただいている 「SOVIET★EXPO 」は明日が最終日。よいお天気に恵まれてよかった。
明日が最終日といえば今日、カランダーシのお客様のIさんから連絡をいただいた。東中野のポレポレ坐さんで開催中の丸木俊さんの絵本展に行かれてよかったとのこと。こちらも明日最終日だ。私はその絵本展の事は知らなかったのだが、丸木さんといえばちょうど図書館から「ロシアのわらべうた」(さ・え・ら書房、現在は架空社)を借りていてその絵の魅力を再確認していたところなので、何だかご縁を感じるような嬉しいお知らせだった。
この展覧会は「丸木俊 本のたのしみ」というテーマで、絵本・装幀・挿絵の仕事を100冊の刊行物を通して一挙に見られる内容のようだ。
画像は丸木さんのロシア民話絵本より「うさぎのいえ」「さんびきのくま」。ともに福音館書店刊。「さんびきのくま」はMさんより寄贈いただいたもの。共に印象深い絵本。
(直)

いよいよ明日まで!
「SOVIET★EXPO 20世紀ロシアの革命的日常デザイン」展
http://www.3331.jp/schedule/004277.html

「丸木俊 本のたのしみ」展
http://za.polepoletimes.jp/news/2018/03/201842457-100.html


2018年05月05日

オープンルームありがとうございました。
いつもは1920-30年代の復刻絵本の見本を飾っている棚。今それらはアーツ千代田3331に出張中なので、今日は主に1970年代の絵本たちを並べたら、賑やかで楽しい雰囲気に。これはこれで良い眺めだ。
まだまだ完全ではないけれど階下のオフィス機能を移動してきている。そちらのコーナーの眺めも随分変わった。意識したわけではないけれど白黒グレー基調の周りとは対照的なそこだけ無機質な雰囲気だ。これはこれで好きなスタイルなので整理整頓を心がけて現状維持を目指したい。
今日は立夏。ドクダミの花が咲きだした。(直)

2018年05月04日

明日は子どもの日。カランダーシは7日まで千代田アーツ千代田3331で開催中の「SOVIET★EXPO 20世紀ロシアの革命的日常デザイン」展に復刻版1920-30絵本と出版絵本などを販売していただいている。会場は間違いなく今東京で、いや日本で1番深く熱いソビエトスポットだろうと思う。トークイベントも含め7日までさらに盛り上がるはず。興味のある方は是非。
一方、明日はカランダーシのオープンルームの日。午後1時から6時までウエブショップの商品の販売、資料のソ連時代の絵本などのロシア絵本などをご覧いただいたり、お時間があれぼサモワールで入れたお茶でほっと一息はいかがでしょう。バラも見頃。お気軽にどうぞ。(直)

SOVIET★EXPO 20世紀ロシアの革命的日常デザイン」展
http://www.3331.jp/schedule/004277.html
2018年05月03日

4年前に杉並区立図書館11館で121冊のアンネの日記関連書籍の破損事件があった。区は事件を忘れぬように、そしてその際各方面から受けた支援への感謝の意として、またアンネの思いを広め平和を祈念しようというメッセージを込めて、区立図書館全館にアンネのバラを植えたそうなのだが、昨日西荻図書館のバラも綺麗に満開の時を迎えていた。しっかりとした立派な株だ。いつもは急ぎ足で通り過ぎるところを見入ってしまった。辺りがぱぁっと華やいでいた。本を返却する頃にはもうすっかり散っているだろう。それとも遅れた花がひとつふたつ咲いているだろうか。(直)
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