美しいロシア絵本の世界を是非お手元でお楽しみください。
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2018年06月08日

台風が近づいているとか。そういえば今日は湿った気まぐれな風が吹いていたけれど早くもその影響なのだろうか。
先日作ったドクダミ茶をコトコト煎じて飲み始めている。薄めに作ってさらにお湯で割ったりしているので薬効がどうのとか言えないけれど、飲み物のバリエーションが広がったのは嬉しいし、今まで敵みたいに抜いていたドクダミがお茶になるなんてちょっと感慨深い。オープンルームではお茶をお出しすることも多いのだが、明日は冷たいハーブティーを作る予定。もちろんサモワールでいつでもお茶をお入れできるのでこちらも楽しんでいただければと思う。
画像の小さな絵本はソ連時代のもので「おろかなこねずみ」というマルシャークのお話。クズネツォフという画家の挿絵だ。小さい絵本の中の小さなねずみ。そしてさらに小さいこねずみ。かわいいが故に切ない。このようなソ連の絵本も楽しみにいらしてください。(直)
2018年06月07日

吉祥寺駅のバス停に並んでいると象のはなこさんの銅像が見える。そして少しはなこさんのことを思い出す。井の頭動物公園の中でやはり象の存在は特別だった。圧倒的に大きくて鼻が長くて。象はきっとどんな動物園でもきっと人気者だ。
ロシアに行った時にモスクワ動物園に行った。その時も象は特別な存在だなぁと思った。何頭も一緒に広い場所にいて、ゆったりと遊んでいた。水場もあったと思う。それで驚いたのはそのその象舎。ちょっと宮殿のような外観で、とても大きくて立派で驚いた。何故にあんなに大きいのかしらと思ったが、寒くて長い冬を屋内で過ごすからなのだろう。だからなのかモスクワ動物園の動物たちの家はどれも中々大きくて立派だった。(動物園のことはブログ「ロシア絵本的日常」http://lucas705karandashi.blogspot.com/2015/09/blog-post_28.html?m=1にも)
今カランダーシにある象の絵本といえば、コナシェービチの描く象の絵本だ。「象とゾーヤ」。象の大きさ、強さのこと、そして賢さ、優しさとそしてやはり人間界に連れてこられた哀しみというものにも思いはおよぶ。
モスクワ動物園はとても広くて半分も回れなかった。またいつの日にか行けると嬉しいのだけど。(直)

象とゾーヤ http://karandashi.ocnk.net/product/87
2018年06月06日

朝から雨。随分気温も下がっている。窓を開けていると優しい雨音が聞こえる。
今日はヴァスネツォフ画のキツネのお話について。「うさぎのいえ(ロシア民話集)」 に入っている猫と雄鶏とキツネいうお話。猫と暮らす鶏。猫が留守の時に何度もキツネがやって鶏を騙して連れ去ってしまう、というお話。昨日取り上げたお話のキツネは猫と結婚していたのだが、今日のお話では敵対関係にある。何れにしてもロシアのお話の中でキツネはあまりよい性格として表現されない。大体悪賢いと決まっている。昔から人間のわりと近くにいて家畜などを襲ってきたからだろうか。ヴァスネツォーフの描くキツネは鼻先が長くて細い。強い意志がある目が印象的。ピンクのスカートがおしゃれだ。ヴァスネツォーフはお話によって動物に服を着せたり着せなかったり。そのあたりを見るのも面白い。
もう1枚の画像は先日娘が行ってきた蔵王キツネ村のキツネ。素敵なお顔だ。子ギツネもいたそうで楽しかったようだ。日本ではキツネはお話の中で人を騙したり化かしたりなども見られるけれど、信仰の対象でもあったりもする。
ロシアと日本、キツネのイメージはそれぞれだが、とても身近な動物であることは確かなんだろう。(直)

「うさぎのいえ(ロシア民話集)」http://karandashi.ocnk.net/product/260
2018年06月05日

ラチョフ画の「三つの狐のお話」より、ねことキツネのお話の挿絵だ。猫もオオカミも熊もそれぞれにびっくりして、猫は木に登ろうとし、オオカミは逃げ出そうとし、また木に登っていたクマは落っこちるまさにその瞬間をとらえた挿絵だ。お尻から落ちるクマ、仰け反りながら必死に逃げようとするオオカミ、得意の瞬発力とジャンプ力で木に飛んでいこうとする猫。服を着ているけれど、それぞれの動物本来の姿が剥き出しになっていて迫力がある。ラチョフが描くお話の中の動物は服を着て二足歩行をして、したり顔をしていたり人間臭くもあるけれど、その動物の野性味、本性の表現のリアルさが濃い。動物を知りつくすまで向き合っていたラチョフだからこそなのだろう。時代背景など色々あるが、ラチョフには独特の動物の表現の魅力があると思う。背景の淡い水色が緊迫した場面を優しく包んでいる。他のページも背景は優しく淡い色が多い。

昨日のかこさとしさんの番組は見ることができてよかったと思う。見逃さないでよかったと思う。そういう内容だった。(直)

三つの狐のお話 http://karandashi.ocnk.net/product/136
2018年06月04日

ビリービンの「蛙の王女」。「マリヤ・モレーブナ」も収録されている。ハンディに気軽に楽しめる小ぶりなシリーズの1冊だ。ビリービンの絵本は本当に様々な形で復刻出版されているのだが、本当にそれぞれ作り方から何から違う。これだけ復刻が盛んなのはそれだけ需要があることなのだろうと思う。
「蛙の王女」はビリービン絵本の中でも全体的に表現が柔らかく親しみやすい。自然描写が細やかで、イワン王子と蛙が出会う森の開けた場所の様子など見飽きることはない。若い白樺の木や生えてきたばかりのモミの木。そのモミの木の横にちょこんと蛙が矢を持ってイワンを見上げている。小さく遠く見える鳥、奥にいくほど暗く深い森の表現。水の表も揺れているところとそうでないところとの描き分け。周りを飾る忘れな草のような可憐な草花。そして小枝を這うのはコガネ虫だろうか、メインの絵の白樺の枝と呼応している。それにしてもイワン王子の顔…。本当に困っていてお気の毒だ。
そういえば、今日は虫歯の日。個人的にこの日になると加古里子さんの「はははのはなし」の日だなぁと思う。今晩のNHKの「プロフェッショナル仕事の流儀」は心して観たい。(直)

蛙の王女 http://karandashi.ocnk.net/product/239
2018年06月03日

何とよいお天気!でももうすぐ入梅みたいなのでドクダミ茶の完成を急ぐことに。三段式の乾燥ネットに入れて、外に干し、雨が降れば取りこんで乾かしてきたのだけど、ちょっと長い間乾かし過ぎたような。カラッカラッに乾いている。実はドクダミ茶を作るのは初めて。特に難しいことはないようだけど、とにかく乾燥を担保することが肝心らしい。さて、ハサミでドクダミを切っていく。案外硬い。そして切る大きさの正解がわからない。随分大らかな形状になったけどまあいいことにしよう。袋に詰めてシリカゲルを入れてとりあえず完成。湿気を感じたら、フライパンなどで煎るとよいらしい。自家製ドクダミ茶、煎じて飲み始めてみよう。楽しみだ。
画像はカバコフ画の 「詩と物語集」 の中より。カササギとおしゃべりという詩の挿絵。一緒にお茶を楽しんでいる場面だ。もちろんいただいているのはドクダミ茶でない。(直)

「詩と物語集」http://karandashi.ocnk.net/product/275
2018年06月03日

オープンルームありがとうございました。
夕方から夜にかけての打ち合わせも無事に終わり、ホッとしている。
オープンルームが終わると、絵本を並べているテーブルには埃と紫外線対策でいつも大きな布をかけている。カラフルだった場所が一瞬にして色がなくなり、とても静かな場所に一変する。それからもうひとつのテーブルの上の物を片付け、あちこちの電源を切り、戸締りをして本日のカランダーシの業務が終了となる。ひとまず、今週が終わった感。来週も頑張ろう!
画像はミトゥーリチ挿絵の絵本「マルシャーク詩集」と最近お気に入りのいただき物のブレンドハーブティ。よい香り。(直)

マルシャーク詩集http://karandashi.ocnk.net/product/252

2018年06月01日

紫陽花を眺め、クチナシの香りを楽しみ、遠くの枇杷の実が色づいているのを確かめる。街を自転車で走りながら初夏の風情を楽しむ今日この頃だ。今日から6月だ。
トクマコフの新しい絵本を入荷している。これはスコットランドの詩の本。でもロシア語の先生に聞いたら、皆知っている詩だそう。本当にロシアの子どもたちはたくさんの詩と親しみ、覚えて育つものだと感心する。ロシア語の先生はどれだけの詩を諳んじられるのか想像もつかないくらいたくさんご存知だし。さて、この絵本はそもそも1960年代に初めて刊行されているようだが、スコットランドの要素も取り入れながら大胆で斬新なデザインで今見ても新しさを感じる。というと新しさって何ということになるのだけど、既存のものにとらわれない心意気があり、それが成功しているということ、という風にもいえるかもしれない。ユーモアと優しさとそして
かっこいい絵本だと思う。
明日はオープンルーム。お天気はまずまずのよう。ありがたい。(直)

ビリービリンキちゃん http://karandashi.ocnk.net/product/282
2018年05月31日

雨模様の外出。傘を持ったりの不便さはあるけれど紫外線を気にせずに外を歩ける気楽さというのはある。太陽が厚い雲に隠れているとほっとするような。でも、昔は…と思うこともある。日焼けバンザイ!太陽はお友だち的な時代がかつてあったのだ。
ソ連時代の話になるがロシアの話を聞いた。冬が長いロシアでは日焼けしたくても難しく、でも富裕層は南のリゾートに出かけて肌を焼いて、日焼け=富裕層ちいう感じだったらしい。ということも含めてなのか、日焼けに対する志向が存在し、ゆえに街中には美容院レベルで日焼けサロンが存在していたとのこと。
ロシアのソ連時代の日焼けサロン、どんな感じだったんだろう…。

画像はヴァスネツオーフ挿絵のお日様という詩。「ねこちゃん、ねこちゃん (わらべ歌・遊び歌等集)」
http://karandashi.ocnk.net/product/259







2018年05月30日


今日はチェコワインを輸入・卸・販売していらっしゃるプシトロスの Eさんがいらした。そこでちょっと久しぶりにサモワールが出動。お茶をいただきながらたくさんお話をうかがった。Eさんはサモワールやソ連の絵本、お人形には思い出があるということで、カランダーシの部屋のあれこれを懐かしがってくださり、喜んでいただけたのはよかった。
元々チェコの音楽、文化に親しまれていた Eさんはチェコワインの造詣も深く、その魅力を紹介しようと プシトロスを立ち上げられたのが15年前。現地のワイナリーから直接仕入れていらっしゃって、直接販売はネットが中心だが今ご自宅を改装してサロンスペースを作られているとのこと。そこで、今後はチェコワイン講座なども計画されているそうで楽しみだ。
お話させていただいていると、仕事へのスタンスや思いなど共感させていただける点が多いことが嬉しく、またショップ運営で経験されてきたことなど教えていただいたり、雨の降りだした午後のひとときはまた楽しき学びの時となった。
チェコワインは赤も美味しいが白がオススメとのこと。すっきり冷やしてこれからの季節にいただくのにいい。チェコからはるばるやって来たワイン…私には未知の世界だけど文化や背景など教えていただきながら少し嗜んでみようかしら(直)

プシトロスhttps://pstros.ocnk.net

2018年05月29日

ボリス・カラウシン画の「こどもたちの本」。これはもうご機嫌な本だ。カランダーシでは初お目見え。とにかくおもちゃ箱をひっくり返したような楽しさ満載のページを開いてほしい。鮮やかな色、軽快なタッチ。ちょっとミトゥーリチに似ているようにも思うけれど、まず色の使い方が違う。こちらの特徴はコントラストがはっきり。明るい色に黒を効かせていてメリハリがある。またあまり絵の具を滲ませない。明朗快活。歯切れがいい。
そして画像を見てもわかるかと思うが、見返しの効果がすごい。これはもう挿絵の一部、あるいは額縁と言ってもいいくらい。いいなあ。絵本っていいなあ。っていう気分を存分に味わえる一冊。ロシア語読めなくても大丈夫。絵だけで笑顔になれること間違いなし!と思う。
(直)
「こどもたちの本」http://karandashi.ocnk.net/product/281
2018年05月28日

新しい絵本。サモワールの形の絵本の中には見開きでロシアの古くからの子どものための詩が7編。挿絵を見ているとロシアのかつての暮らしの様子がよくわかる。民族衣裳、テーブルクロス、家具や食器、サモワールも3種類登場する。食べたり、飲んだり食べ物を作ったり、身近な暮らしにまつわる詩を選んで作った絵本だ。本当に食べ物が出てくる絵本は楽しい。パンやおやつが出てくるとそれだけで嬉しい。
こういう絵本を見ていると、ロシアのパンやおやつを色々知りたいものだと思ってしまう。画像を探したりすればある程度の想像はつくけれど、実際食べて知りたいとも思う。まあ、少しずつ気長に取り組むことにしよう。
それから、裸足だったり、白樺の皮を編んだラプチをはいたりの子どもたちが手に持つカップも模様が様々でかわいらしい。
食べたり飲んだり幸せだ。
もうすぐ6月。梅雨ももうすぐ。紫陽花が咲き出している。(直)

絵本 「サモワール 」 http://karandashi.ocnk.net/product/280
2018年05月27日

昨日は武蔵野美術大学の美術館で開催中のリトグラフ 石のまわりで展」を見学し、同大学今井良朗名誉教授による講演「複製-印刷技術史からみるリトグラフ」を聴講した。
まずはラウル・デュフィの「電気の精」やジュール・シュレのポスター、日本の額絵など大ぶりな作品、また書籍の挿絵の数々の展示があった1階の展示室から、じっくりと石版印刷の特性を活かした作品を見た。その中でもやはり特に楽しみにしていたビリービンの発刊当時の絵本を食い入るように鑑賞してしまった。ガラスで隔てられているにせよ、ここまで至近距離で見ることができたのは嬉しい。繊細な図柄を彩るインクの重なり、コク、深い色合い、そしてその芸術性…。圧倒的。さすがビリービンだと唸る。
今井良朗名誉教授の講演では、これらの展示作品も取り上げ、具体的に版画、印刷の歴史を紐解いて下さり、複製の技術と表現との関連性について教えていただけて大変勉強になった。頑なに小口木版に拘りを持っていたというウォルター・クレインの話、色味を絞って最大限の効果を考え抜いたシェレの話など、技術と人との関わり合いは興味深い。複製の方法という視点。これからも学んでゆきたいと思った。

デジタル化が進み、印刷技術、利便性も当時にくらべれば信じられないような進歩を遂げている現代は素晴らしいのだけど、石版印刷の美しさにやはりため息が出るのは事実。
今後も石にまつわる作品、私の場合は特に絵本を実際に見られる機会があれば嬉しいと思う。それはもうかなり。
画像は展覧会の図版と講演会のお話の中にも登場したリトグラフのクラゲ博物図のクリアファイル。(直)

2018年05月26日

夕方、何だか外が騒々しいと思っていたら、夫が「家の前に馬がいるよ!」と外出先からバタバタと帰ってきた。「なんと!」と急いで外に出ると、本当に馬がいた。2頭も。武者姿の人が乗っていて、ゆっくり進んだり止まったり。何事か、と思ったら今日と明日は毎年恒例の西荻の一大イベント「ハロー西荻」だった。このイベントは完歩者には賞品がもらえる町内を回るスタンプラリーを始め、町をあげての様々な催しがあってかなり賑わう。
そして、この馬たちは杉並区と災害時相互援助協定関係にある福島県南相馬市の伝統行事「相馬野馬追」の馬と武者で、お神輿の先導のお役目もあるようだ。
馬たちは武者の方々の言うことをよく聞いていたけれど、やはり近くで見ると大きくて迫力がある。大きな瞳で見る風景に何を思っているのだろう。そうか、はるばる福島から来てくれていたのか。お疲れ様…。
馬たちと一緒に子どもたちやお父さん、お母さんたちがついてゆく。きっと忘れられない思い出だ。
お馬さんたちは夕方の道をパカパカという蹄の音を残してゆっくりと去っていった。
今さらだけど、何という名前だったのだろう(直)
2018年05月25日

明日はオープンルームお休みです。よろしくお願いします。

今日は午後からビジネス系の勉強会に参加。日々ひとりで切り盛りしてるので、こういう機会は貴重。皆さん一体どうやってお仕事されているのかお聞きできるのはありがたい。
実際、それぞれの場所で独自のアイディアで勝負している方々のお話を聞けたのは刺激になったし、サイト運営における動画のことや、ネット時代だからこそ人と会うことが今注目されているということなど、ほほうと思ったり。
何にせよ創意と工夫と情熱とまた冷静さも必要なのだとパネリストの方々の話を聞いて思う。そして柔軟さも。でも私の場合はその前にまず体力が欲しいかな。立食懇親会の後半戦になると椅子に座りたいと心が叫んでいた。あ、でもライブやグッズ列に並ぶのはかなり長時間でも平気だから気持ちの問題か…。そんなこんなだけどこれからも頑張っていこう!(直)

2018年05月24日

先日、ロシアの人から1930年代頃までの農民の家族の話を聞いた。当時一家はバリシャークとバリシューハとよばれる夫婦を中心にその子どもたちそしてその配偶者により構成されていて、仕事、家事は分担され一致団結して暮らしを回していたのだが、とにかくピロシキを焼くのはバリシューハの仕事だった、ということだった。嫁いできた娘は婚家で様々なことを教えられ身につけ、その家の伝統を引き継いでゆく…。
昔、主婦が忙しい中、日常的にピロシキを焼くのは手間がかかり大変なのではと思っていたのだが、家事分担が機能していたのでバリシューハは他のことは人に任せてピロシキを焼くことができたそうなのである。なるほどと思って聞いた。
ピロシキといえば、チュコフスキーの「めちゃくちゃの大さわぎ」を思い浮かべる。火事を消そうとがんばるワニ。でもホースから出てくるのはピロシキとブリヌイと干したきのこ。本当にめちゃくちゃだ。ここで絵本を読んでいる子どもたちは大笑いするのだろうなと思う。いやいや大人だって大笑いだ。
ピロシキ、久しぶりに食べたいものだ。(直)

めちゃくちゃの大さわぎ http://karandashi.ocnk.net/product/17









2018年05月23日

ニジニ・ノブゴロドの南に位置するポルホフ・マイダンの木の民芸品のポスターカードを入荷している。大きなお花柄と渦巻き髪のマトリョーシカは皆美人で素敵。この大ぶりの花や木ノ実など、また建物を含めた風景画などがこちらの民芸品の特徴。鳥の笛、コマ、カップ、馬車のオモチャ、キノコなど製品の種類も豊富。明るい色合いだが、黒い線描きが効いており、繊細でクラシカルなイメージもある。人気があるのも頷ける。
雨の前に気になっていたもう咲き終わりのバラのアンジェラの花枝をえいっと整理した。今日は気温低めだったので長袖に軍手という服装で暑くなく助かった。

ポルホフ・マイダンポスターカードhttp://karandashi.ocnk.net/product/279
2018年05月23日

食べ物が描いてある絵本のページは多分たくさん見てきたと思うのだが、このページはその中でも印象深い。大きく描かれたスープの絵。船の模様の青いスープのお皿が素敵だ。船の模様というのは詩の内容に合わせてなのだが、こんなお皿があったらいいなと思う。優しい色のパセリを浮かせたスープ。綺麗なお匙。隣のページではスープをお匙ですくって意識を集中させて口に運ぼうとしている女の子。その表情がいい。
でも、何故この子は1人でこんな狭い小さなテーブルでスープをいただいてきるのだろう。そんな狭いテーブルなのにお花まで飾ってある。倒しそうでこわい。何かの修行なのだろうか、とさえ思ってしまう。
そんな緊張感も含めて好きなページだ。(直)

カバコフ「詩と物語集」http://karandashi.ocnk.net/product/275
2018年05月21日

カランダーシ刊の「わいわいきのこのおいわいかい」はロシアの森でよく見かけるきのこたちが擬人化されて描かれていてマーヴリナの筆はそれぞれのきここの特徴を見事にとらえている。今回入荷した絵本もロシアのきのこたちが擬人化されていて、なんと電車に乗っているという設定だ。(運転手だってきのこだ)こういう絵本が作られることからもいかにロシアの人たちにとってきのこたちが身近なのかが伝わってくる。しかもきのこの種類名は書かれていない。これくらいは皆知っているからということなのかと思う。「わいわい…」やきのこカードと照らし合せればかなり特定できるが、わからないのもある。それはそれとして、ベニテングタケの鋭い眼差しにドッキリ。アミガサタケの髪型にビックリしたり絵を見てるだけで笑えてしまう。楽しく賑やかなきのこ電車絵本、出発進行だ。(直)

きのこ電車http://karandashi.ocnk.net/product/278
わいわいきのこのおいわいかいhttp://karandashi.ocnk.net/product/97
きのこカードhttp://karandashi.ocnk.net/product/269
2018年05月21日

野いちごが実をつけた。この株は昨年夏に八ヶ岳のNさん宅に伺った際に分けていただいたものだ。野いちごは好きで他にも2箇所植えている株があるが、丈夫だけどどんどん増えるという感じでもない。以前とてもよく茂っていた株もあるのでやはり個別に環境との相性があるのだろうと思う。
新しく仲間入りした野いちご。Nさんに実がついたことをお知らせして実際にその姿を見ていただいた。とても喜んでいただいて私も嬉しかった。丈夫にこのまま定着してくれますようにと願っている。
ロシアの森では夏、たくさんの種類の野いちご、ベリーが次々に実をつける。前回ロシアに行った際にベリー狩りの話を聞いたのだがとても楽しそうだ。行けるものなら行ってみたいと思ったりもする。ただ同時に大きくて強い蚊の話も聞いたので、かなり覚悟がいることだな、とも思っている。(直)
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