美しいロシア絵本の世界を是非お手元でお楽しみください。
ホームダイアリー
ダイアリー
ダイアリー:1958
«前のページ 1 ... | 54 | 55 | 56 | 57 | 58 | 59 | 60 | 61 | 62 | 63 | 64 | ... 98 次のページ»
2018年06月19日



◆数点欠品の補充をした。あらためて見ていただければ嬉しい。

◆梅雨の晴れ間。日光を浴びたいというのもあり、週日休みの娘と外でお昼ご飯を食べることに。西荻南のヨロコビトさんはギャラリー& cafeのお店。最近たまにお邪魔している。絵本やアート系の書籍が置いてある cafeで今日はミロコマチコさんの絵本を読んで、ちょっとパワーをつけたい気分なので豚のバルサミコ酢風味のトロトロ煮ランチをいただいた。
ギャラリーでは今 長浜孝広さんの「Long beach garden」という展示会が開催中。在廊されていた長浜さんと少しだけお話しをさせていただき、紫陽花のお花のスタンプ遊びをさせてもらった。これは本物の紫陽花の花を貼ったスタンプを使うので、押したものをよく見ると花脈が見える。楽しくなってポンポン丸く押してゆく。するとあら不思議、なんとなく紫陽花に見えるではないか的作品が出来上がった。
長浜孝広さんは能登からいらしているそうで風景や花をテーマとしている様々な表情の作品からは自然への優しく深い眼差しが感じられ、大らかな空飛ぶ鯨の作品などの持つ物語性にはふと想像力を遊ばせたくなった。そして行ったことのない私の知らない能登という場所の何かしらを受け取ったような気持ちでギャラリーを後にした。
この展示会は24日まで。紫陽花遊びは誰でも体験させていただけるようだ。

ヨロコビト http://yorocobito-g.com
2018年06月18日

今朝関西で大きな地震があった。お見舞いを申し上げます。こちらも最近揺れることが少なくない。身構えているところと、油断しているところと両方ある。

ノーベル文学賞受賞者ヨシフ・ブロツキー の詩の世界を今年の国際アンデルセン賞受賞画家イーゴリ・オレイニコフが表現した「ちいさな曳き船のバラード」という絵本を入荷している。一艘の曳き船が一人称で語る仕事と港の日常など。大きな海、大きな空、大きな港、大きな船たちに対して曳き船はあまりにも小さい。でもどのページでも彼は精一杯働いてる。煙突から煙をはきながら。オレイニコフは港の景を幻想的に描きつつも硬質的な世界観を担保、細部にもこだわり、仕事=現実のリアルもきちんと伝える。
この絵本に共感を覚えると言う大人はきっといるだろうし、また、曳き船の姿から生きるということの何かを感じる子どももいることだろうと思う。
絵の力を感じる静かで深くそしてとても美しい絵本だ。(直)

小さな曳き船のバラード http://karandashi.ocnk.net/product/284
2018年06月17日

ロシアのおやつパンケーキを作ってみた。ロシア人で子どもの頃からこのパンケーキに親しんできたというNさんから伝授されたレシピだ。生地にヨーグルトが入る。食べる時に好みでジャムやフルーツソース、はちみつなどなどをかけたりしていただく。そういえば前回ロシアに行った時にもお世話になった方のダーチャで同じようなパンケーキをご馳走になり、レシピを教わり帰国後作ってみたのを思い出す。各家庭で多分我が家の味があるのだろう。アレンジのきく懐深い家庭的なおやつなんだと思う。作り方も簡単だ。
今日は冷凍のカットピーチがあったので簡単ソースを作り、庭のミントを添えた。父の日の午後のひととき。家族でもぐもぐ素朴なロシアの味を楽しんだ。(直)
2018年06月16日

オープンルームありがとうございました。
寒い!体調を崩さないようにしたいものだ。
今日はTさんがご自身が参加されている混声合唱団の定期演奏会のチラシを持って来てくださった。お茶の水のニコライ堂の聖歌隊の元指揮者の方が指導されていて、演奏会の冒頭に正教会聖歌を歌うそうだ。興味のある方は行かれてみたらいかがだろうか。
チラシはカラフルな傘が印象的だ。暗い雨の日、華やかな色の傘は街の彩りだ。明るい色の傘は気分も明るくしてくれそうな気がする。
傘といえば、カランダーシの部屋は出入口が狭いので傘立てをどうするか、というのは結構課題だった。ああでもない、こうでもないも考えて、結局傘袋に入れていただいて壁に付けたバーに掛けていただく、という事に落ち着き今に至っている。何か他に良い考えはあるのだろうか。あればまた工夫を重ねてゆきたい。(直)
2018年06月15日

肌寒い1日。午前中はカランダーシの部屋で絵本の研究会。皆さんと意義深い時間を過ごし、午後からは神楽坂の出版会館にてJBBYの総会に出席。JBBY(一般社団法人日本国際児童図書評議会 = Japanese Board on Books for Young People)は、すすめて下さる方がいて、この4月に入会したばかり。総会の後には国際アンデルセン賞受賞者の角野栄子さんの喜びのスピーチがあった。その後の懇親会ではたくさんの方とご挨拶をさせていただくことができた。いつもひとりでロシア絵本ばかり見つめている私にとってはこういう機会はとても貴重だ。
帰りは懇親会でご一緒させていただいた神楽坂にお住まいのMさんに素敵なブックカフェを案内していただいて、JBBYの先輩で大学時代からの友人でもあるJさんも一緒に寄り道。面白そうなロシア関連本を2冊購入して帰宅。たくさん刺激をもらい勉強になった1日だった。
明日はオープンルーム。お待ちしてます!(直)

JBBY http://jbby.org/jbby/
2018年06月14日

今日思いがけず生まれて初めてモグラの実物を見た。寸胴の身体と土を掘るための短い前足。図鑑や絵本では見てきたけどこれがモグラなのか!とちょっと感慨深かった。案外小さいと思ったのだがどうやらあれで大人サイズらしい。
さて、ロシアでワールドカップが始まる。画像はロシア語の先生の家に飾ってあるマトリョーシカ。サンクトペテルブルクに行っていたご友人からのお土産だ。珍しいので写真を撮らせてもらった。実はこれはマトリョーシカの形をしている缶で中にはお茶が入っていたとのこと。今ロシアにはこういうお土産ものがたくさんあるんだろうな。世界中からたくさんの人が集まって賑わっているんだろうな…と、かの地に思いを馳せる。
これから約1カ月。熱戦を楽しみにしたい。(直)
2018年06月13日

パンダのシャンシャンが1歳になったそうで、人間でいうとどんなものかしらと思ったら3倍説があるようでそれによれば遊び盛りの幼児といったところになる。健やかそうで何より。
画像は 「小さなマーシャちゃん」という絵本。詩の内容、シチュエーションに合わせてシャンシャンくらいかな、それよりも少し上くらいだろうか、小さな女の子が色々な民族的なコスチュームで登場する見ていて楽しい絵本だ。部屋着から防寒着までヴァラエティに富んだ内容で靴や手袋や髪のリボンなど細かいところまでとてもおしゃれさんだ。伝統的な意匠のお花柄が各ページに描かれていてとても華やか。食べ物やお人形などにも注目したい。(直)

小さなマーシャちゃん http://karandashi.ocnk.net/product/283
2018年06月12日

今日も雨が降り、蒸し暑い1日だった。カマキリの赤ちゃんを見つけた。
画像はトクマコフ画の 「水たまりに映る景」より。犬が雨に濡れてブルブルっとしているところ。身体や耳を振っている様子の描き方や一粒一粒描いている水滴などからブルブル感がシンプルにとてもよく伝わってくる。こちらにも水滴が飛んできそうだ。
昔、犬と暮らしていたことを思いだす。雨降りの散歩の後やシャンプーの後のブルブルっという音を今でも覚えている。そしていまだに泣けてくる。(直)

水たまりに映る絵http://karandashi.ocnk.net/product/273
2018年06月11日

今日は台風の中、八王子からcafe rinさんのオーナーのKさんと絵本よみびと&わらべ歌うたいとして活躍されているHさんがいらしてくださった。並んでいる絵本を手に取って嬉しそうにご覧になってくださりホッとひと安心。大変興味を持ってくださったので張り切って色々お見せすることができこちらもとても嬉しい時間だった。また、サモワールのお茶の時間も喜んでいただけたようでよかった。画像はお土産にいただいたおいしくかわいいおやつたち&ご近所で見つけたロシアンケーキ。
本当にわざわざ訪ねていただけてしみじみありがたいことと思う。しかも台風!感謝しかない。お話をうかがい刺激をもらい、また今日から頑張らなくちゃと思った次第。うん。がんばろう!(直)

※カランダーシの部屋は土曜日以外でも都合が合えばオープン可能です。ご相談くださいませ。
2018年06月10日


週明けの台風の動向が心配だ。
今日は動物の子どもたちがたくさん登場する絵本、ラプティエフ作/画の「おちびちゃんたち」を紹介したい。この絵本の動物たちは愛らしくとても親しみやすい。大きな瞳のまだあどけない動物の子どもたちの日常のひとこまを切り取った微笑ましい内容に思わず頬が緩んでしまう。いたずらや背伸び、まだまだ知らないことばかりの子どもたちの日常を応援したくなる。すっきりした背景に清潔感があり、明るい印象に好感が持てる。
そして、ページをめくりながら、この絵本の中のおちびちゃんたちのように、守られながら屈託なくのびのびと少しずつ自分の世界を広げてゆく過程はとても大切なことなんだとあらためて思ったりもしている。(直)

おちびちゃんたちhttp://karandashi.ocnk.net/product/270
2018年06月09日

オープンルームありがとうございました。
今日はまたお客様たちとサモワールのお茶の時間を持つことができた。暑い季節になってきたけどまだまだサモワールは大活躍だ。
看板を見て訪ねてくださったご夫婦と赤ちゃん。別の場所に行く途中で看板を見つけてくださり訪ねてくださったとのこと。とても嬉しくありがたいことと思う。そして、半年ぶり位にいらしてくださった Oさん。色々なお話をさせていただいたのだが、その中である絵本を探していらっしゃるということをうかがった。小さいころに親しんでいた絵本とのこと。たずね人ならぬたずね絵本だ。ネットで探したり古書店に聞いたりもされているそうだが、今のところ見つかっていなくていつの日にかまた手に取って読めたら、と願っていらっしゃる。
残念ながら、私は見当をつけることもできなかったのだが、いつの日にかその絵本との再会がかないますようにと思っている。(直)
2018年06月08日

台風が近づいているとか。そういえば今日は湿った気まぐれな風が吹いていたけれど早くもその影響なのだろうか。
先日作ったドクダミ茶をコトコト煎じて飲み始めている。薄めに作ってさらにお湯で割ったりしているので薬効がどうのとか言えないけれど、飲み物のバリエーションが広がったのは嬉しいし、今まで敵みたいに抜いていたドクダミがお茶になるなんてちょっと感慨深い。オープンルームではお茶をお出しすることも多いのだが、明日は冷たいハーブティーを作る予定。もちろんサモワールでいつでもお茶をお入れできるのでこちらも楽しんでいただければと思う。
画像の小さな絵本はソ連時代のもので「おろかなこねずみ」というマルシャークのお話。クズネツォフという画家の挿絵だ。小さい絵本の中の小さなねずみ。そしてさらに小さいこねずみ。かわいいが故に切ない。このようなソ連の絵本も楽しみにいらしてください。(直)
2018年06月07日

吉祥寺駅のバス停に並んでいると象のはなこさんの銅像が見える。そして少しはなこさんのことを思い出す。井の頭動物公園の中でやはり象の存在は特別だった。圧倒的に大きくて鼻が長くて。象はきっとどんな動物園でもきっと人気者だ。
ロシアに行った時にモスクワ動物園に行った。その時も象は特別な存在だなぁと思った。何頭も一緒に広い場所にいて、ゆったりと遊んでいた。水場もあったと思う。それで驚いたのはそのその象舎。ちょっと宮殿のような外観で、とても大きくて立派で驚いた。何故にあんなに大きいのかしらと思ったが、寒くて長い冬を屋内で過ごすからなのだろう。だからなのかモスクワ動物園の動物たちの家はどれも中々大きくて立派だった。(動物園のことはブログ「ロシア絵本的日常」http://lucas705karandashi.blogspot.com/2015/09/blog-post_28.html?m=1にも)
今カランダーシにある象の絵本といえば、コナシェービチの描く象の絵本だ。「象とゾーヤ」。象の大きさ、強さのこと、そして賢さ、優しさとそしてやはり人間界に連れてこられた哀しみというものにも思いはおよぶ。
モスクワ動物園はとても広くて半分も回れなかった。またいつの日にか行けると嬉しいのだけど。(直)

象とゾーヤ http://karandashi.ocnk.net/product/87
2018年06月06日

朝から雨。随分気温も下がっている。窓を開けていると優しい雨音が聞こえる。
今日はヴァスネツォフ画のキツネのお話について。「うさぎのいえ(ロシア民話集)」 に入っている猫と雄鶏とキツネいうお話。猫と暮らす鶏。猫が留守の時に何度もキツネがやって鶏を騙して連れ去ってしまう、というお話。昨日取り上げたお話のキツネは猫と結婚していたのだが、今日のお話では敵対関係にある。何れにしてもロシアのお話の中でキツネはあまりよい性格として表現されない。大体悪賢いと決まっている。昔から人間のわりと近くにいて家畜などを襲ってきたからだろうか。ヴァスネツォーフの描くキツネは鼻先が長くて細い。強い意志がある目が印象的。ピンクのスカートがおしゃれだ。ヴァスネツォーフはお話によって動物に服を着せたり着せなかったり。そのあたりを見るのも面白い。
もう1枚の画像は先日娘が行ってきた蔵王キツネ村のキツネ。素敵なお顔だ。子ギツネもいたそうで楽しかったようだ。日本ではキツネはお話の中で人を騙したり化かしたりなども見られるけれど、信仰の対象でもあったりもする。
ロシアと日本、キツネのイメージはそれぞれだが、とても身近な動物であることは確かなんだろう。(直)

「うさぎのいえ(ロシア民話集)」http://karandashi.ocnk.net/product/260
2018年06月05日

ラチョフ画の「三つの狐のお話」より、ねことキツネのお話の挿絵だ。猫もオオカミも熊もそれぞれにびっくりして、猫は木に登ろうとし、オオカミは逃げ出そうとし、また木に登っていたクマは落っこちるまさにその瞬間をとらえた挿絵だ。お尻から落ちるクマ、仰け反りながら必死に逃げようとするオオカミ、得意の瞬発力とジャンプ力で木に飛んでいこうとする猫。服を着ているけれど、それぞれの動物本来の姿が剥き出しになっていて迫力がある。ラチョフが描くお話の中の動物は服を着て二足歩行をして、したり顔をしていたり人間臭くもあるけれど、その動物の野性味、本性の表現のリアルさが濃い。動物を知りつくすまで向き合っていたラチョフだからこそなのだろう。時代背景など色々あるが、ラチョフには独特の動物の表現の魅力があると思う。背景の淡い水色が緊迫した場面を優しく包んでいる。他のページも背景は優しく淡い色が多い。

昨日のかこさとしさんの番組は見ることができてよかったと思う。見逃さないでよかったと思う。そういう内容だった。(直)

三つの狐のお話 http://karandashi.ocnk.net/product/136
2018年06月04日

ビリービンの「蛙の王女」。「マリヤ・モレーブナ」も収録されている。ハンディに気軽に楽しめる小ぶりなシリーズの1冊だ。ビリービンの絵本は本当に様々な形で復刻出版されているのだが、本当にそれぞれ作り方から何から違う。これだけ復刻が盛んなのはそれだけ需要があることなのだろうと思う。
「蛙の王女」はビリービン絵本の中でも全体的に表現が柔らかく親しみやすい。自然描写が細やかで、イワン王子と蛙が出会う森の開けた場所の様子など見飽きることはない。若い白樺の木や生えてきたばかりのモミの木。そのモミの木の横にちょこんと蛙が矢を持ってイワンを見上げている。小さく遠く見える鳥、奥にいくほど暗く深い森の表現。水の表も揺れているところとそうでないところとの描き分け。周りを飾る忘れな草のような可憐な草花。そして小枝を這うのはコガネ虫だろうか、メインの絵の白樺の枝と呼応している。それにしてもイワン王子の顔…。本当に困っていてお気の毒だ。
そういえば、今日は虫歯の日。個人的にこの日になると加古里子さんの「はははのはなし」の日だなぁと思う。今晩のNHKの「プロフェッショナル仕事の流儀」は心して観たい。(直)

蛙の王女 http://karandashi.ocnk.net/product/239
2018年06月03日

何とよいお天気!でももうすぐ入梅みたいなのでドクダミ茶の完成を急ぐことに。三段式の乾燥ネットに入れて、外に干し、雨が降れば取りこんで乾かしてきたのだけど、ちょっと長い間乾かし過ぎたような。カラッカラッに乾いている。実はドクダミ茶を作るのは初めて。特に難しいことはないようだけど、とにかく乾燥を担保することが肝心らしい。さて、ハサミでドクダミを切っていく。案外硬い。そして切る大きさの正解がわからない。随分大らかな形状になったけどまあいいことにしよう。袋に詰めてシリカゲルを入れてとりあえず完成。湿気を感じたら、フライパンなどで煎るとよいらしい。自家製ドクダミ茶、煎じて飲み始めてみよう。楽しみだ。
画像はカバコフ画の 「詩と物語集」 の中より。カササギとおしゃべりという詩の挿絵。一緒にお茶を楽しんでいる場面だ。もちろんいただいているのはドクダミ茶でない。(直)

「詩と物語集」http://karandashi.ocnk.net/product/275
2018年06月03日

オープンルームありがとうございました。
夕方から夜にかけての打ち合わせも無事に終わり、ホッとしている。
オープンルームが終わると、絵本を並べているテーブルには埃と紫外線対策でいつも大きな布をかけている。カラフルだった場所が一瞬にして色がなくなり、とても静かな場所に一変する。それからもうひとつのテーブルの上の物を片付け、あちこちの電源を切り、戸締りをして本日のカランダーシの業務が終了となる。ひとまず、今週が終わった感。来週も頑張ろう!
画像はミトゥーリチ挿絵の絵本「マルシャーク詩集」と最近お気に入りのいただき物のブレンドハーブティ。よい香り。(直)

マルシャーク詩集http://karandashi.ocnk.net/product/252

2018年06月01日

紫陽花を眺め、クチナシの香りを楽しみ、遠くの枇杷の実が色づいているのを確かめる。街を自転車で走りながら初夏の風情を楽しむ今日この頃だ。今日から6月だ。
トクマコフの新しい絵本を入荷している。これはスコットランドの詩の本。でもロシア語の先生に聞いたら、皆知っている詩だそう。本当にロシアの子どもたちはたくさんの詩と親しみ、覚えて育つものだと感心する。ロシア語の先生はどれだけの詩を諳んじられるのか想像もつかないくらいたくさんご存知だし。さて、この絵本はそもそも1960年代に初めて刊行されているようだが、スコットランドの要素も取り入れながら大胆で斬新なデザインで今見ても新しさを感じる。というと新しさって何ということになるのだけど、既存のものにとらわれない心意気があり、それが成功しているということ、という風にもいえるかもしれない。ユーモアと優しさとそして
かっこいい絵本だと思う。
明日はオープンルーム。お天気はまずまずのよう。ありがたい。(直)

ビリービリンキちゃん http://karandashi.ocnk.net/product/282
2018年05月31日

雨模様の外出。傘を持ったりの不便さはあるけれど紫外線を気にせずに外を歩ける気楽さというのはある。太陽が厚い雲に隠れているとほっとするような。でも、昔は…と思うこともある。日焼けバンザイ!太陽はお友だち的な時代がかつてあったのだ。
ソ連時代の話になるがロシアの話を聞いた。冬が長いロシアでは日焼けしたくても難しく、でも富裕層は南のリゾートに出かけて肌を焼いて、日焼け=富裕層ちいう感じだったらしい。ということも含めてなのか、日焼けに対する志向が存在し、ゆえに街中には美容院レベルで日焼けサロンが存在していたとのこと。
ロシアのソ連時代の日焼けサロン、どんな感じだったんだろう…。

画像はヴァスネツオーフ挿絵のお日様という詩。「ねこちゃん、ねこちゃん (わらべ歌・遊び歌等集)」
http://karandashi.ocnk.net/product/259







«前のページ 1 ... | 54 | 55 | 56 | 57 | 58 | 59 | 60 | 61 | 62 | 63 | 64 | ... 98 次のページ»
  Powered by おちゃのこネット
ホームページ作成とショッピングカート付きネットショップ開業サービス